どーも。
大学院を卒業してから、3年くらい地方の工場で働いていました。
今は転勤して割と都会のオフィスで働いています。
機械を作る工場とか、化学工場とかいろいろありますが僕がいたのは機械を作る工場です。
まあこれが、向いていないな常々思っていました。
仕事内容ではなくて、設備や環境の面で向いていなかったという意味です。
今回は、工場配属・勤務の体験談を書いていきます。
工場の設備
大卒や院卒で工場配属になると、工場の一角にある事務所で働くことになる場合があります。
僕がこのパターンでした。古めの工場でリノベーションもあまりされておらず、事務所の設備もボロいんですね。
僕は機械設計部門だったのですが、試作品に部品を組み付けたり、組み立て担当の方に指示を出したりする場合は現場(工場の作業場)に出向く必要があります。ここで問題なのが、設備が古いので空調が
あまり効かない、あるいは据え付けすらされていないことがあるということです。
つまり、夏は暑く冬は寒い状況が発生します。冬は服を着込めばまだいけますが、夏は本当にしんどかったです。まずこれに耐えられなくて向いていないと思いましたね。
また、これは仕事内容とは直接関係ないのですが、トイレ等の設備も古く、和式しかなかったりあまり綺麗にメンテナンスされていなかったりしました。僕はちょっと潔癖っぽいところがあり、綺麗なトイレを使いたかったので、会社での日常生活にも影響してしまいました。
こういう設備系のところで工場勤務向いてないんじゃないかなと感じていたんですね。
じゃあなぜ入社したのか?
これは簡単です。ここしか受からなかったからです。実際はもう1社受かっていたのですが、
そちらはプライベートはないものと考えよといったようなことを言われましたので、辞退しました。
工場配属のいいところはないのか
ネガキャンのようなことばかり書いてしまいましたが、工場配属のいいところもあります。
- 機械そのものを見ることができるので機械設計者(エンジニア)として知見を深められる。
- 割と過酷な環境への耐性ができてくる。
- 工場にいいイメージを持っている学生が多くはないので、大企業でも比較的採用されやすい。
(僕の感覚ですが)
理系の方で製造業をやりたいという方であれば、結構花形なんじゃないかなと思います。
逆に希望していなくて工場配属になった方でも、上記経験を生かして転職、
なんてことも可能と思います。
実際僕もこの経験が今のオフィス勤務で生きています。
悪いことばかりではありません。
最後に
メリットはありながらも結局僕は希望を出し、紆余曲折あって都市部に転勤になりました。
設備のこともそうですが、居住地などの価値観の問題もあったからというのが大きいです。
これに関してはまた詳しく書きます。
それに、僕には合っていなかったというだけですべての人に当てはまる価値観ではないと思います。
少しでもこの情報を役立てていただけると幸いです。
ではまた。
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