学生時代のアルバイトは就活の役に立つか

今回はこのテーマで話していきます。
学生時代は特に大学生・大学院生時代を指すとお考え下さい。

大学生になると多くの人がアルバイトをし始める印象です。
私は大学生の時は飲食店で2年と少しバイトをし、大学院に進学してからは日雇いの単発バイトを
たまに入れていました。
バイト代は旅行に行ったり、オタク趣味に使ったりがメインでした。

新卒の就活ではこういったバイト経験を話すと良いと就活をしていた当時に耳にしましたが、
実際はどうなのでしょうか。

全く役に立たないことはないが・・・

率直な話、就活のためにバイトをするという事であればあまりオススメできないです。
確かにバイト経験が全く役に立たないというわけではないのですが、多くの大学生がバイトをしているため、ただ「バイトをしています」だけではあまり好印象ではありません。
確かにいろいろなバイトがありますが、仕事内容は単純作業である場合が多く、
大学を卒業した人材が必要とされる「頭を使って論理的に物事を考え、問題を解決に導く力」が
育ちにくいためです。
そのため、採用活動においてはバイト自体が採用の決め手になることは少ないように思います。
ちなみに僕なんかは「バイトをしています」だけの学生だったので就活で滅茶苦茶苦労しました。
論理的に話す力も今よりは全然でしたからね。

これは僕の周りの話ですが、「学生時代にバイトを頑張りました」とアピールしていた人よりは、
「サークルや部活で主体的に活動し成果を残した」とか「留学をして自分の専門を深めた」みたいな
人が良いところに内定していました。
こういう経験は就活で話すときに論理を組み立てやすいという背景もあると思います。

ただしここでご認識いただきたいのは、
「その経験から何を得て、問題があった場合はどのように解決したのか」
を論理的に話せる人であった、というのが大前提となるということです。
そもそも論理的に話せない場合は、話の練習をすることから始めなければなりません。

そういった意味では、単純作業でなく頭を使うようなものを選んでバイトをするのは大いにありだと
思います。

「バイトしていた」という事実ではなく、何を得たかが大事

これなんかはよく言われていると思いますが、その通りだと思います。
上にも書きましたが、大学を卒業した人は
「頭を使って論理的に物事を考え、問題を解決に導く力」
が重視される傾向にあります。
単純作業のバイトが悪いとは言いませんが、この能力を身に付けたいと思ったら遠回りなのかなと
思います。
それよりかは、何かしら頭を使うバイトを選んで能力を磨いた方がお金も貰えて一石二鳥になります。

バイトをしていました、その中でこういう問題があり、それをこういう風に解決しました。
と論理的に話すことで好印象を与えることがあります。
学生時代の時間を無駄にしないためにも、就活のネタにバイトをするのが良いのか、バイトしたい場合はどういうバイトがいいのか、を一度考えてみると良いと思います。

今回のことがご参考になれば幸いです。

ではまた。

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